明けましておめでとうございます。早いもので、新年を迎えてから一週間。皆さんのお正月はいかがだったでしょうか。
日本のお正月といえば、おせち料理やお雑煮、お屠蘇などが欠かせないものですが、海外に旅行・滞在していると、こうした日本ならではの風物やしきたりはなかなか体験できないもの。ところが日系人や日本人が多いハワイでは事情がちょっと違います。
クリスマス・ムードも盛り上がりをみせる12月後半になると、ハワイの スーパーには、黒豆、きんとん、カマボコ、お餅、お煮しめの材料などなど、普段海外ではあまり見かけないような食材が店頭に顔をみせ始めます。お店によっては、パッケージ入りの小さな鏡餅まで扱うところもあるほど。
ハワイに滞在する日本人にとっては、例え本格的なおせち料理は作れなくとも、こういうちょっとした季節もの・縁起ものが手に入るのはとても嬉しいところ。
ホノルルでは白木屋、ドン・キホーテ、マルカイなどが日系スーパーとして知られていますが、わがビッグアイランドでこうした日本食材が充実しているのは、地元のスーパーKTA。日系の谷口ファミリーが経営するまさに地元に根ざしたマーケットで、ヒロ、コナ、ワイメアなど 、ハワイ島内に5店舗あります。
コナ・コーヒーをはじめ、地産品も積極的に取り扱っているので、お手頃な土産品を探すにもお勧め。ローカルムード満点ながら、輸入物のチーズなどグルメなアイテムも充実していたりする(店舗によって品揃えは異なる)のも、またこのお店の面白いところ。
海外で地元スーパーを覗くのは、その土地の生活が見えて楽しいもの。ハワイ島に来たら、ぜひ一度訪れてみてください。
↓KTAのウエッブサイト
http://www.ktasuperstores.com/locations
*写真はヒロのプアイナコ本店